宿題の罠

宿題としてよくあるのが、ワークやプリントからやるべき問題を指定して出されることだと思う。

 

その時に「何を」「いつまでに」やってくるように指示を受けると思うけれど、この出し方が自学力を伸ばさない要因なんじゃないかと思っている。

 

この指示だと、言われた通りにやれば達成になってしまう。それでやった生徒も、出した講師も互いに満足してしまう。しかしただやるだけでは学習の効果のほどは分からない。宿題を出す目的は学習内容の定着だ。もちろんその為の問題演習ではあるけれど、それだとやった結果「定着していませんでした」ということだって起こり得る。

 

だから宿題を出すなら生徒には「定着させること」を課すべきだと思う。そこでもくせい塾では小テストを多く行っている。小テストならば定着度を測ることができるし、「合格するために」という目的で生徒は勉強するので、考える訓練になり自学力の養成につながる。