全く響かない「勉強する理由」

勉強はかなりリターンの大きい自己投資だ。だから、できるだけやっておいたほうがいい。学歴で生涯年収が数千万円も違うのは既にデータで公表されているし、同じ学歴でもどこを出たかで次の道が変わってくることもある。

 

今はさすがに無いだろうけれど、私が大学生の時にこんなこともあった。就職活動で利用していた就活サイトで、企業説明会応募ページに参加応募をした。その時、なんとなく気になって別の大学名でも応募申込をしようとしたら、急に全ての回で「満席」となり、応募できなかったのだ。つい先ほどまでほとんどの回に空席があったのに。このとき「学歴フィルター」ってあるんだなぁと思った。嫌な話だけれどこの世の中、学生の時にはすでに選別が始まっているんだね。

 

もちろん今は勉強以外の道もたくさんあって、勉強だけが全てではないという風潮は以前よりも強まったと思うし、私もそう思う。だから

 

「自分は勉強をしません」

 

と明確に言えるのだったら、そっちの道を目指して頑張ってほしいと思う。私はなにもお手伝いできないけれど、学校の勉強なんかしている場合じゃないと思う。そっちのほうが狭き門なのは言うまでもないからね。だけど、特に明確な意思もなく

 

「勉強しよっかなー、でもめんどくさいなー」

 

くらいに考えているのだったら、さっさとやったほうがいいと思うよ。この場合、やらない損はあってもやる損はないからね。

 

もちろんこんなことを子供に言っても、1ミリも刺さらないので言わないけれど。