孤高の道

トップ層の生徒には、どこか「狩人」のような雰囲気を感じる。

 

勉強においては群れることをせずに、「自分は自分」とばかりに粛々と勉強を続ける。学習においても、自分の納得するまで調べ、理解し、きちんと自分のモノにする。まるで狙った獲物を独りで何か月も追い続ける狩人のようだ。少しだけ周りの子と流れている時間が違うような、凛とした雰囲気を漂わせている。

 

もくせい塾の中にもその兆しが見えてきた子がいる。前までは「頭の良い子のグループのひとり」という感じの雰囲気と成績だったけれど、最近少し行動が変わってきたのだ。以前は無かったが、勉強のことで「悔しい」という言葉が出るようになった。積極的に自習に来るようになった。

 

もしかしたらと思う。他の子たちがいる集団から離れ、ひとりの道を進み出すかも知れない。だんだん狩人の姿が重なっていく。