遅刻ギリギリはいいことひとつも無い

学生時代の後悔のひとつとして、「もっと早く学校に行っていれば良かった」というのがある。

 

私は登校時、遅刻ギリギリを繰り返した。中学生の時は生徒会の人が校門を締めている所に「待って!待って!」と言って駆け込むことも多かったし、実際に遅刻して取り上げられた生徒手帳を職員室に取りに行くこともあった。

 

高校生になってからも「チコ電」(遅刻ギリギリの電車)に乗ることも多かった。学校が駅のすぐそばだったので、ホームで始業のチャイムが聞こえてもダッシュすると担任よりも早く教室に入れた。チコ電に乗り遅れた場合、次の電車を待たずに1つ前の駅から出て走ると間に合うという裏技もよく使った。こういう知恵ばかり身に付いた。

 

成績の良い子は早く来ていることも多かった。一方自分は校門が何時に開いているかなんて知りもしなかった。とにかく、学校に行くのがギリギリだった。これを30分でも早く行っていれば、きっと学力やその他諸々にもっと良い影響が出ていたのだろうなと思う。