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勉強はやればやるほど「まだ足りない」と感じるものだ。ゴールがないからね。反対にあまり頑張ってやっていないと、全体を把握することもできず、自分の今の立ち位置も掴めない。テスト前の生徒の顔を見ているとそれが如実に出ている。めちゃめちゃやっている子のほうが「どうしよう」と不安そうな顔をしている。成績が悪い子のほうが、天使のような清らかな顔をしていたりする。
テスト直前の「緊張感」についても同じことが言える。勉強を頑張っている子のほうが「ミスできない」という思いも強くなる。だから緊張感も高まる。過去には、テスト前に緊張で手が震えている子もいた。でもそういう子は抜群に良い成績を取ってくる。上を目指すほど、タイトな綱渡りをしなくてはいけないということだ。
そういう意味では勉強は孤独なものなのかも知れない。でもそれを成そうとする子たちの姿は人を魅了する。プレッシャーや緊張感と戦っている人はカッコいいのだ。