まあやるよね、不正。
計算問題を宿題に出された生徒、全問正解の答案を提出の巻。しかも素晴らしいことに、全部答えのみ書かれている。筆算の問題なのに段ごとの途中計算が無い。小数の問題なのにそれで全部正解。超天才。
そこで私の対応。
「これ、途中の計算が無いね...どうやった?」
生徒「計算は別の紙にやりました」
そんなわけない。そっちのほうが面倒じゃん。以前の私なら、
「じゃあその紙見せて」
と言って不正を暴く方向へ誘導したと思うけれど、今回は
「途中式が見えないと間違えた時にどこが間違ってるか見えないよ。だから途中式もここに書こうね」
と対応。結果、次の宿題はきちんと自分で解いてきた模様。2割くらい間違ってた。でもこっちの答案のほうがよっぽど綺麗に見える。婉曲的に諭されたことに気付いてくれたかな。