自分の最高到達点を実力だと思ってはいけない

テストや模試で、自分の過去最高の成績から見て

 

「下がった!どうしよう」

 

と言って騒ぐ子がたまにいる。

 

確かにその見かただと下がっているのかも知れない。しかし、自分の過去最高を自分の実力だと思ってはいけない。それはたまたま「跳ねた」だけかも知れないよ。

 

学力を伸ばしていくのは大変だ。自分が最大限努力して、やっと1ミリ、2ミリと伸びていく。それをゲームのレベルアップのようにサクサクと伸びるものだと思うとかえって苦しむことになる。上がったり下がったりしながら、大きく見ると伸びていればいいのだ。これが「テストに一喜一憂してはいけない」ということ。

 

それよりも、自分の過去最高の成績はどのように取ったのか。その時にやったことはなんだったのか。それを記録して、また再現できるようにしていけば、必ずその記録を破れる日がやってくるはずだ。一度は超えているのだから、あとは再現できるようになるだけだ。