そのままでは後退だ。さらに高めよう

勉強で大切なことのひとつは、そのままにしないことだ。

 

伸びる生徒は、問題を解いた後が他の子と違う。問題を解いて丸付けした後、間違えた問題は必ず「できる」ようにしている。

 

丸付けの後に解き直しをする子は結構いる。でも、その解き直しの時にきちんと「できる」ようにしている子はそれほど多くないように感じる。実は、伸びる子はここでしつこいのだ。

 

答えを赤で写すだけなんて論外。もう一度解答を見て解き方を確認するのでは不十分。もう一度解いてみるのでもまだまだ。伸びる子は、次にまたその問題に出会った時に「楽勝で解ける」というところまで持っていく。何度も何度も繰り返して、解けるまでのスピードにもこだわる。自分の脳に染み込んで、頭で考えなくても手が動くようにまでしてしまう。ここが普通と違う。

 

学校の定期テストが返却された後解き直しをする子は結構いる。しかし、「次同じテストを受けたら10分以内に満点取れる」という領域まで直しを極める子はほとんどいない。これができるようになると、学校の成績も常にトップ争いができるようになるんだけれどね。