なりふり構わない子が伸びる

中1・中2の3学期期末テストまであとわずか。

 

土曜日は多くの生徒が自習に来て頑張っていた。質問やチェックなど、生徒の「私を使う」場面も増えてきた。良い傾向だね。

 

生徒のテスト勉強を見ていて感じたのは、質問や暗記のチェックなどを、「全てできてから」来るのはもったいないなということだ。もくせい塾に長く通う子たちは、ワークをきちんと身に付ける勉強の仕方が身に付いていてそれはいいことなんだけれど、そのワークが「完璧に」できてからチェックを受けにくる。そこの無駄を省きたい。

 

暗記のチェックは「自分の不十分なところを見つけ出す」作業で、質問は「自分の分からないところを補う」作業だ。どちらも勉強期間の序盤にやったほうが、後半の学習がスムーズになる。ひと通り自分の学習が進んでからだと、分からないでいる時間も自分で抱えてしまっている。ちょっともったいない。さっさと私を使って明らかにしてしまったほうが速い。

 

きっと「きちんとできないで行くのは『恥ずかしい』」と感じているのだろうが、その辺はなりふり構わず来てもらいたい。塾は失敗し、間違える場所なんだから。がんばれ。