高校生の春休みの課題の中に、家庭科から出ているものがあった。ざっくりとした内容は、家庭科に関するニュース記事を取り上げて自分の感想を書くというもの。
これ、なかなかいい課題だなぁ。学校の先生がどんなことを考えて出されたのかは私には知る由もないけれど、「自分の感想を書く」というのはクリティカルシンキングを鍛えるのにはいいトレーニングだ。ものごとを批判的に捉えてその問題解決について深く考える力は必要だものね。
生徒が、私に質問をしてきたので一緒に考えて課題を作成してもらった。自分の考えを述べた後に、理由を添えること、改善点を挙げてその方法を考えて書くことなどを指導した。家庭科というと受験科目ではないけれども、こうして生徒の力を伸ばす手助けになる課題はありがたいよね。
ちなみに家庭科でいうと、私は小学生の時のエプロン作りで先生に褒められたことがある。それが私の家庭科への成功体験。そこから伸びることは無かったけれども。