
近隣の中学校の体育祭も終わり、いよいよ本格的に授業が進み出した。塾でも課題をどんどん進めている子はすでに学校の2学期の範囲をやっていたりする。
塾通いを始めたばかりの子は、塾の課題を"忘れて"くる場合が度々ある。しかしこの"忘れ"は、忘れであって、忘れではない。
もくせい塾には毎週テストがあるのでその準備をしてきてもらうが、それをやって来なかった子に対して、まずは理由を聞く。大体答えは2通りで、軽い方は「サボりました」と素直に白状するパターン。この場合は今後の挽回の方法について話して終わる。しかしよくあるもう一つのパターン、「忙しくて」の場合は少し話が長くなる。こう言ってしまう生徒は「それで許されてきた」という経験をしてしまっている。これが学力が伸びない子の原因のひとつだ。甘やかすと人は甘える。結局、それまでに関わってきた大人が手を抜いていたのが悪い。
この場合は、ここまでの1週間の予定を全て聞き出す。部活は?学校行事は?家庭の事情?ほとんどの場合、何もない。なので「他の子と同じだよね?」と言う話をする。塾に入るときに約束したよね、と。そしてやって来なかった分はどうするのか、自分で考えて宣言してもらう(と言っても翌週までにやる以外ないのだが)。学校なのか以前通ってた塾なのかわからないが、"そことは違うよ"と言うことを示す。逃げ道はない、誤魔化しは通じないことを伝える。
正直こんな話生徒に嫌われるだけなのでしたくはないのだが、誰かがやらないときっとその子はこれからもその言い訳を繰り返し救われない。現にはじめは課題をやらなかった子もすぐに毎週準備して来るようになる。"忘れました"は忘れであって忘れではない。学習に対する意識が低く約束したことを頭の隅から意識的に追い出しているだけだ。だから学習の習慣化は苦味を伴って行わなくてはならない場合もある。
塾通いを始めたばかりの子は、塾の課題を"忘れて"くる場合が度々ある。しかしこの"忘れ"は、忘れであって、忘れではない。
もくせい塾には毎週テストがあるのでその準備をしてきてもらうが、それをやって来なかった子に対して、まずは理由を聞く。大体答えは2通りで、軽い方は「サボりました」と素直に白状するパターン。この場合は今後の挽回の方法について話して終わる。しかしよくあるもう一つのパターン、「忙しくて」の場合は少し話が長くなる。こう言ってしまう生徒は「それで許されてきた」という経験をしてしまっている。これが学力が伸びない子の原因のひとつだ。甘やかすと人は甘える。結局、それまでに関わってきた大人が手を抜いていたのが悪い。
この場合は、ここまでの1週間の予定を全て聞き出す。部活は?学校行事は?家庭の事情?ほとんどの場合、何もない。なので「他の子と同じだよね?」と言う話をする。塾に入るときに約束したよね、と。そしてやって来なかった分はどうするのか、自分で考えて宣言してもらう(と言っても翌週までにやる以外ないのだが)。学校なのか以前通ってた塾なのかわからないが、"そことは違うよ"と言うことを示す。逃げ道はない、誤魔化しは通じないことを伝える。
正直こんな話生徒に嫌われるだけなのでしたくはないのだが、誰かがやらないときっとその子はこれからもその言い訳を繰り返し救われない。現にはじめは課題をやらなかった子もすぐに毎週準備して来るようになる。"忘れました"は忘れであって忘れではない。学習に対する意識が低く約束したことを頭の隅から意識的に追い出しているだけだ。だから学習の習慣化は苦味を伴って行わなくてはならない場合もある。