確率を上げる

中2の数学は確率の学習に入っている。

 

近隣の中学校ではこの範囲は3学期期末テストが終わってから入ったりすることも多く、定期テストに組み込まれないまま進んでしまったりする場合もある。

 

すると何が起こるかというと、「苦手なまま受験を迎える」子が出てきてしまうということだ。埼玉県の県立高校入試に確率は必ず出題されているし、高校数学では統計と確率の分野は大きな比重を持っている。さらに、大人になってからも使う数学って確率くらいなもんなんだよね。なのでここを苦手なままにしていていいわけないよね。ここが苦手だと、世の中の嘘にすぐ騙されちゃう大人になっちゃうぞ~。

 

生徒たちの学習の様子を見ていると、よくできているなと感じる子と、「あちゃ~」な子がいる。「あちゃ~」な子は文章を読むのが苦手な子だ。確率の問題は具体的な事象を扱うので、問題文の内容を頭の中でイメージできないと考えられない。

 

「少し苦手だな」と感じる子は、塾の本棚にトランプやサイコロが置いてある。それをいじりながら問題を見てみよう。