意味がある宿題ならば

もくせい塾では、基本的に小学生以外には宿題を出さない。全部じゃないけれど、宿題は効果のほどがあまり信用できないと思っているからだ。

 

自宅でやってきてもらうので、宿題の確認をするときには、すでに「終わった」作業の確認となる。だから身が入らずに雑にやっていたとしても、それを知るのは「終わった」後なのだ。雑にやったせいでできていないところがあったとしてそれをもう一度やらせるくらいならば、はじめから私の目の前でやってもらうほうがいい。

 

もちろんきちんとやる・やらないはその生徒次第なので、やらなくても出すという選択肢もあるけれど、出して「出したからね。あとは君次第だよ」と自己責任にしてしまうのもちょっと嫌だよね。

 

だから勉強は塾で完結して、家は憩いの場にしてもらうことが理想だ。

 

しかし、「宿題ください」と生徒本人から言われれば喜んで出す。その場合はきちんとやってくるはずなので、出した宿題も効果的なものになるはずだ。