平等にあるから怖い

時間は誰に対しても平等だ。1日24時間。

 

言われれば当たり前過ぎて反対に誰も言わないくらいだけれど、これに気付いた時「怖い」と感じた。確か中学生の時だったと思う。

 

誰にでも同じ時間が与えられているのならば、同い年の人の差ってどこからくるんだろう。もちろん才能のようなものの違いだってあるだろうし、生まれた環境の違いだってある。でも時間をかければ伸ばせる能力の差は何が原因だ?みたいなことを考えた。

 

もちろんそんな思いはすぐに霧散して、ちゃらんぽらんな学生生活に戻っていったので何か大成することは無かった。けれど時間を無駄に過ごしたときの罪悪感のようなものはその時から強くなった気がする。