授業では立ち止まれない

集団授業形式だと、どうしても生徒の意識が逸れてしまう瞬間がある。授業をしている講師も、それが見えてもいちいち授業を止めて注意してはいられない。生徒にも波があるし、学力層によってもまちまちだ。全員をずっと引き付けられ続けるほどの授業を毎回できるようなスーパー講師じゃないとこれは難しい問題だろう。

 

なのでもくせい塾の授業は、できたら私の元に持ってきて丸付け確認、分からなければ質問に来る、というスタイルでやっている。

 

こうすることで基本的に生徒が「止まっている」ことはない。問題演習で頭を動かしているか、私に質問されて頭を動かしているか、私の解説を聞いているか。ボケっとしている子がいたら、すぐに私に捕まる。授業中はずっと走り続けているイメージだ。