算数はスーパーへ行け

小5の子たちの算数も一通り学習が終わり総復習に入っている。

 

5年生くらいから算数は難しくなる。抽象的な概念が入ってくるのと、あと「割合」ね。こみぐあいにはじまり百分率・歩合、割増し・割引、速さもそう。こうした単位あたりの量に強くなるには、「日常生活」がポイントだと思う。

 

スーパーなどに買い物に行くと、そこは割合を勉強する宝庫だ。割引シールもそうだし、お菓子の「〇パーセント増量中」の文言。あと「1gあたり〇円」となっている調味料の値札もある。衣料品店もいい。割引された値札を見ていくらで買えるか。これらを実際に計算してみるとあっという間に割合はできるようになる。保護者の方は是非試してみてほしい。

 

自分のことを思い出してみても、こうした割引シールが教材だったような気がする(値引きされたものばかりを見ていた悲しさはとりあえず置いておいて)。子供の学力には机で勉強させることも大切だけれど、おつかいをさせるのも同じくらい効果的な気がする。