前回の続きです。
勉強の第2段階は、得た知識や技術を練習して自分のものにする段階です。練習して自分のものにする前に、教えたことがすぐに抜けてしまう生徒の場合、少しでも抜けないように教える工夫が必要だと思います。
そこで思いつくのは、「内容を印象的にする」「自分の体験にさせる」「教える内容をひとくち分にする」ということです。
昨日私立高校入試を受けてきた生徒に感想を聞くと、「形式が変わっていた」という意見が多かったです。中でも文章量が多くなったとか。今年は共通テストの平均点がものすごく低くなりましたが、大学入試を見据えての変更点な気がします。だとしたら、私立高校側は中学生に文章を読めることを求めていることになりますね。
さて、前々回の記事の続きです。
明日からいよいよ私立高校入試が始まります。明日試験のある生徒が今日は普段よりも少し早く帰りました。
ほとんどの生徒たちにとって初めての入学試験です。緊張はするでしょうし、思い通りにいかない瞬間もあると思います。しかし、それを経験して更にたくましく成長していくのが入試の醍醐味だとも思っています。この日まで塾生たちは一生懸命勉強してきました。いよいよ出発です。積み上げた力を余すところなく発揮できることを願っています。がんばって。
共通テストの東大会場での事件。この日にどれだけの思いを持って臨んでいるのか、また、普通に勉強ができるとはどれほど恵まれているのか。そういうことを考えると痛ましく思います。