1日経ってしまいましたが、昨日が年内最後の授業でした。今日はこれから教室の掃除です(^^;
昨日は、生徒のお母さまがわざわざ来てくださったり、電話でご挨拶してくださったりと、本当にありがとうございます。こうしてお母さまがたとお話しできるのはとってもありがたいです。ご期待に副えるよう来年はさらに頑張ります(^^)/
生徒たちも、自習の子を含めたくさん来てくれました。その分バタバタと慌ただしい一日になってしまい、全く仕事納めという感じがしなかったですが、この時期の塾はこうでなくちゃと思います。良い年内最終日でした。
塾を立ち上げてまだ半年。今年は激動の1年でしたが、塾に集まってくれた生徒たちが本当に全員良い子たちばかりで恵まれております。どの子も話してみると、ご家庭で大切に育てられてきたことが伝わります。面談を行い入塾してもらった子たち全員に対して、良いご縁に巡り合えたなあと感じています。今度は私の番ですね。感謝の気持ちをしっかりと返せるよう、来年はもっと良い塾になれるよう頑張っていきたいと思います。
それでは良いお年を!
ブログにご訪問いただきありがとうございます。もくせい塾の中村です。
残席状況のお知らせです。
毎週月曜日18:00~20:00の回(中学生・高校生)は予定していた人数に達した為、今年度の募集を締め切らせていただきます。その他の曜日・時間帯につきましてはまだ空きがございます。お気軽にご相談ください。
もくせい塾は少人数限定制の授業スタイルです。入塾した生徒を手の届く範囲できちんと見ることをコンセプトに立ち上げた為、教室のキャパにはまだ余裕がありますが人数は絞って授業を展開しております。
開校してまだ半年すら経っておりませんが、このような形を迎えることができて本当に嬉しく思います。これもご支持下さる方々のおかげです。しっかり恩返ししていけるようにこれからも誠心誠意頑張っていきます!
29日(火)~1月3日(日)の期間、冬期休業とさせていただきます。
この期間、塾は完全にお休みとなりますので、ご用の方は下記連絡先にご連絡ください。業務再開後に追ってご連絡いたします。新年の授業開始は、1月4日(月)16:00~となります。(受験生の冬期講座は1月4日10:00より始まります。)正月期間、しっかりかつゆるりと英気を養ってまいります。みなさまもよいお正月をお過ごしください。
もくせい塾 中村
048-966-5630
mokuseijuku@gmail.com
本日は2学期の終業式でした。塾に通知表を持ってきてくれた生徒たちは結果を見させてもらいました。みんな頑張ってますね~(^^)/ まだ持ってきていない子は、次回来るときに是非持ってきてください。
さて、明日からは冬休みです。いよいよ冬期講座が始まります。冬ですが、一番熱い日々になればいいなあと思って準備しています。特に受験生にとっては、ここが正念場です。受験は自分のもの。それをどういう結果にするかは自分次第です。それを踏まえてもくせい塾では、頑張る子を全力で応援します。塾生のみなさん、一緒に一番熱い冬を過ごしましょう!
この時期の受験生は過去問を進めているので、もちろん質問される問題のレベルは上がるのですが、それとは別に「質問のレベル」が上がってきたなと感じています。
質問のレベルとは、「どこが分からないのかを分かっている度」と言い換えてもいいかも知れません。その一番低いレベルは、「何が分からないのか分からない」状態です。「どこが分からない?」と聞くと、たいてい「全部」と返ってきます(^^;
しかし勉強の指導をしていくうちに、そこから少しずつ質問の仕方が変わっていきます。数学ならば、「ここまでは解けたのですが先が分かりません」と言った感じで、途中まで方針を決めて進めてから質問に来たりできるようになります。英語であれば、長文で訳せないところを質問に来るときにも、知らない単語は先に調べておくのは当たり前にやっていて、自分なりの訳をした上で正しい訳し方を聞きに来たりします。
このように、分からなくてもとりあえず自分でできるところまで進めた上で質問に来るほうが、自分の苦手・弱い箇所を明らかにできますし、解説を聞いたときに理解も深まります。受験生たちは勉強を「自分のもの」と捉えることで、どうすれば自分を高めることができるのか本質を理解できているのでしょうね。そうなればどんどん伸びていける子の完成です。みんながそうなってくれれば嬉しいなと思います。
今日は受験生K君の授業で、私立高校入試の英語の問題を解いてもらいました。
今まで英語長文の読みストックをたくさん作って英文に慣れてきましたが、私立上位校独特の単語や構文の難しさに触れて新しい刺激を感じたと思います。一方、文法は全問正解でした。日頃から私に口頭テストで責められ続けてきた成果が出ましたね(^^♪
その他の受験生たちも、私立高校入試の過去問に取り組み始めています。確約をもらっているからと言って、「絶対」は絶対にありませんし、私立高校入試は良問も多いので、自分を高めるという意味ではそれらに取り組む価値はあります。公立高校第一志望の生徒であっても、私立併願校の過去問は一通り解いてもらいます。受験まであと1ヶ月。「こんなに勉強したのは初めて」と言い切れる冬にしていきましょう。
小学生Aちゃんの英語の授業中のことです。
「『私は~ではありません。』は、『I am not ~.』と表して、『私たちは~ではありません。』は『We are not ~.』と表わすよ。」
と私が言うと、Aちゃんは、
「じゃあ『あなたは~ではありません。』は『You are not ~.』で『彼は~ではありません。』は『He is not ~.』になる?」
と質問してきました。これはすごいですねー(◎_◎;) 英文の構造を捉えて自分で法則を掴むことができています。小学校の英語教材は1文ずつ勉強する構成になっていて、その文を学習していくと、「be動詞の否定文」の構造が見えてくるようにできています。つまり全部勉強したところで初めて文法が理解できる仕組みです。でもAちゃんは、否定文の学習序盤で文構造を捉えてしいまいました。考えて学んでいる証です(^^♪
「考えながら話を聞く」ことができるのは、勉強が得意になる子の特長ですね。ただ話を受け身になって聞くのではなく、「別の状況ではどうか」や「なんでそうなるのか」を考えながら話を聞くことができる。そうして受け取った知識をすぐに自分のものにできる子が、いわゆる「1を聞いて10理解できる」、知識の運用の上手な子です。勉強が得意になりたいのなら、この「聞く姿勢」というものを身に付ける必要があります。
生徒に考えさせるキッカケを沢山持ってもらうため、私は指導中に教えたことを「なんでこうなると思う?」といった発問を多くしています。この会話のキャッチボールが速く高度になっていくと、知識の吸収率も上がり、同じことでも他の子より早く学習できるようになっていくように感じます。
今日はA君が受験校の志望理由書を持ってきたので、その添削を一緒に行いました。こういうものを見ると、いよいよ受験が間近に迫ってきたということがリアルに感じられます。
さて、こういう学校に提出する文章で気を付けたいのが、「装飾しすぎない」ことだと思います。「一生懸命に」や「とても」、「全力で」なんてものも生徒には人気ですね。こういった副詞句的に使われる言葉は具体性に欠けますし、たくさん散りばめると、かえって嘘っぽくなってしまいます。
確かに自己PR書などは自分をアピールするためにありますが、背伸びして良く見せようとすることがアピールではありません。「何をどのくらい行ってきて、そこから得たものは何で、今後どうしたいのか」を具体的に書くほうが、より自分を伝えられると思います。
これから志願書を書く受験生に知っておいてもらいたいのは、「一生懸命」や「全力で」やったかどうかは、自分から言うことでは無く、志望校側が判断するのだということです。ですから受験生は、その判断の材料となる内容を分かりやすく書いて提出するだけでいいと思います。例えば勉強であっても、「一生懸命に全力で超頑張った」と言うより、「150ページの問題集を1ヶ月で終わらせた」と言うほうが頑張った感が伝わりやすいですよね。数字で表せるところは数字も使ってみて、具体的に書くことが相手に伝わりやすい文章になると思います。
生徒が頑張っているのは大人からすれば分かりきっています。大人はかつて生徒だったのですから。じゃあどのくらい頑張っているのか、入学後どのくらい頑張れるのかが知りたいわけです。そのツボを押さえた文章を目指してみてください。
高校受験を控えた中学3年生の塾生たちが、行きたい大学の話をしていました。
いいですね~(^^♪ 目前には高校受験という関門はありますが、すでにその「先」を見据えています。将来なりたいものがあり、その為に進みたい進路がある。そういう動機は行動に強い推進力を与えます。今までたくさんの受験生を見てきましたが、目標が目の前の受験合格ではなく、もっと先にある生徒は学力も高く、受験やその先も上手くいく傾向にある気がします。逆に目先の合格にしか目がいかない生徒の場合は、併願の私立高校に合格したらそれで公立受験をやめてしまったり、受験が終わった途端に勉強しなくなったりします。受験に関してはどちらも「志望校合格」となりますが、その後進学先ではどうなるでしょうか。受験が終わっても人生は続きます。受験では明確に合否がでますが、そこが本当のゴールでは無いことを知っている子が、この先も活躍していける人になれるんだと思います。ですから私は、生徒たちには受験の先を見通せる視野を持った人になってもらいたいと思っています。
さて、先述の生徒たちは、行きたい大学の受験科目の話から、自分は文系に進む、理系に進むという話までしていました。是非その強い気持ちで高校受験なんて軽ーく突破しちゃってください!
今日は自習生を含め、たくさんの生徒が塾に来て勉強していきました。活気のある教室は張り合いがあっていいものです(^^♪
生徒たちと話していると、実にいろいろな話題が出てきます。学校生活の話から、進路のこと、身近な人の話、テレビ番組や趣味の話題、時には社会情勢や科学・学問、文化や宗教についてなど、子供たちの興味は多岐に渡ります。時には脱線し過ぎてしまうこともありますが、その話題に乗っていくことが私の楽しみでもありますし、また受験に直接関係なくても、いろいろな話題で会話できることも、ひとつの知性だと思います。
ですから生徒たちには、実際に大人と話す機会を増やして、どんどん興味の幅を広げていってもらいたいです。そうして身に付けた知性は、その人の魅力になりますしね。ネットが普及した今では、つい「知識」と「知性」を混同してしまいそうになりますが、生徒たちには、「何が嫌いか」ではなくて、「何が好きか」で自分を語れる人になってもらいたいなあなんて思っています。
中2Hちゃんの英語の初回授業でした。今日は教科書本文の和訳をしながら単語も覚えていきましたが、Hちゃんはなんと今日だけで40個の単語を暗記しました!このペースでいけば英語の力をどんどん付けていけそうです(^^♪
私が中学生の時に通っていた塾では、「英語の単語を覚えてくる」という課題を出されたことは1度もありませんでした。ではどうやって英単語を覚えていたかというと、全て「その場で頭に叩き込め」でした。
暗唱文の書かれた紙や不規則変化動詞の表などを渡されて、「2分」と言われたら、その2分間で完璧にスラスラ言えるように何度も何度も唱えて覚えました。
私が英語を教わっていたのは、O先生という方で、その方は暗唱文などをするときに生徒全員を立たせ、ひとりひとりテストを行います。きちんと言えたら座ることができ、少しでもつっかえたり止まったりしたら次の順番が来るまで立ったままで覚え直します。そして2回目でもできなかったら、容赦なくビンタが飛んできます。3度目で失敗したら廊下に出されて往復ビンタでした。ですから、一発でできるようにとにかく必死でした。今ではこういうやり方はもうできないのかも知れませんが、O先生の指導はとても素晴らしく、私は心から尊敬してその指導に必死にしがみついていました。
さて、思い出話はこのくらいにして、「暗記」というものについて考えてみたいと思います。暗記するときのコツは「短時間で」「正確に反復する」ことだと思います。もちろん個人差はあると思いますが、まずは時間を計ったりして、暗記にかける時間をできるだけ短くするよう心掛けること。そうすることで、集中力が高まりだんだん暗記しやすい脳ができるというか、暗記の「勘」のようなものが養われていきます。そして2つ目に「反復は正確に行う」ことです。例えば三角形の合同条件などであっても、必ず書かれている順番を変えずに文言も一字一句同じように言えるようにすることがポイントです。「三辺がそれぞれ等しい」とあったら、「三辺がそれぞれ等しい」と覚える。「三組の辺がそれぞれ等しい」というような少しの言い違いですら認めないようにすることです。「内容は同じだから少し言い間違ってもいいや」という暗記では記憶が長持ちしないからです。
あとは、少しプレッシャーがかかってもスラスラ言えるように、誰かにテストをしてもらうことも大切です。入試では、焦りから頭が真っ白になってしまうこともあるかも知れません。そんなときに自分を助けてくれるのは、日頃から何度も唱えて深く染み込ませた記憶だけです。覚えた知識を「使える」ものにするために、暗唱テストは何度も行っておくのがいいと思います。
本日は第7回北辰テストの日でした。塾生たちはしっかりできたでしょうか、結果が楽しみです。
さて先日、H29年度の埼玉県立高校入試の学力検査問題が変更されることが発表されましたね。
ざっくりと言うと、理科社会の試験時間が伸びることと、数学英語の問題が簡単になるようです。ただし、英数は学校の判断によって学校選択問題、いわゆる応用問題を採用できるとのこと。
サンプル問題を見てみると、確かに英語では単語の知識を問うようなものが入っていたり、数学では今まであった最後の難解な図形問題が削られていたりと、点を取りやすくなっています。学校選択問題のほうは、今までと同じような感じですので、特別勉強のやり方に変更を強いられるようなことはなさそうです。しかし、この試験が適用される現中2生以降の生徒は、今まで以上に「基礎固め」に意識を向けていくほうが良い結果が得られそうな気もします。
今回、試験問題を改善した理由はなんでしょうね。今までの1パターンの問題だけだと成績上位層の差が付きにくい反面、下位層では得点できないといったところが原因かなあなんて考えています。つまり、「学力格差が広がっている」と。また、去年から公立高校入試問題に形式を近づけると発表していた北辰テストも、この入試に合わせて形式を変更していくことになるのでしょうか。今後そのあたりも傾注しておきたいと思います。
もくせい塾ではこの冬、冬期講座を開催することにいたしました!
冬休みは短いですが、集中して取り組めばとても良い勉強ができます。受験生にとっては最後の総復習のチャンスです。また、それ以外の学年の生徒ならば、今から勉強法を見直して準備しておけば、新学期に成績を大きく伸ばすことも可能です。
正月は、「おせちもいいけど勉強もね(^^)/」ということで(古いか...)、是非実りある勉強の冬休みにしていきましょう!
◆冬期講座&通常コース同時申込みキャンペーン◆
冬期講習をお申込みの際、同時に通常コースもお申込みの場合は以下のキャンペーンを適用させていただきます。
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048-966-5630
担当 中村
ずいぶん寒さを感じるようになりました。もうすっかり冬なんですねえ。そろそろ入試の過去問に取り掛かり始める時期ですが、この時期の勉強方法でひとつだけ気を付けておきたいことがあります。
過去問"だけ"を進めないこと
まだ偏差値が志望校に届いていない生徒はもちろんのこと、偏差値や内申が届いている生徒であっても、過去問だけをただ進めていく勉強計画は少し危険です。それはなぜか、理由を以下にまとめてみます。
①基礎学習がおろそかになる
志望校の合格圏に入っている生徒に今一番大事なことは、合格圏にいるための学力を保つことです。そのためには、今の学力を下げないようにすることが大切です。人間は忘れる生き物ですから、頭の中の知識も定期的にメンテナンスしないとだんだんと抜けていきます。これからの時期であっても、このメンテナンスの時間を減らしてしまっては、だんだんと合格圏から漏れるほうに向かってしまいます。
②勉強をやった気になってしまう
過去問というのは、その学校で過去に出題された問題であり、いわば「最も本番に近い教材」です。ですからそれを解くだけでかなりの満足感が出てしまいます。さらに丸付けして点数まで出せてしまうので、「やった、合格点に届いた!」となってしまったら、間違えた問題は「できなくてもいいや」としてしまう子もいるかも知れません。これではせっかく過去問を解いてももったいないです。
③今からだと、結構早く解き終わってしまう
市販されている公立高校入試のものだと過去6年分程度、私立高校のものだと過去3年分程度の分量の過去問集。2日で1年分を解いたとしても公立なら12日間。私立なら6日間で1周が終わります。休日をはさめばもっと早くなりますし、過去問だけ進めようとしたら、さらに早く進めることができます。過去問はある意味劇薬のようなもので、上で書いたように解いて合格点に達すれば、「よっしゃー!」とテンションを上げるキッカケになるのですから、できれば入試が近くなってからその状態にしたいですよね。早い段階で全て解き切ってしまうと、入試までの期間が少し「間延び」したような状態になってしまい、モチベーションの維持が難しくなる場合もあります。
以上に挙げたように、この時期の勉強として過去問のみの学習というのはいくつかのリスクがあると思います。では、どうするのがいいのか。そこで私がおススメするのは、「基礎問題集と過去問を行ったり来たりするような勉強」です。まず過去問を解いてみて、そこで間違えた範囲を基礎問題集に戻って復習するのです。基礎問題集は今まで解いてきたものを使い、今までに得た知識を思い出すように勉強します。そうすれば、基礎知識のメンテも行え、基礎問題集と入試問題を行ったり来たりすることによって、その間の思考のパイプを太くすることができれば、入試問題にも対応できるようになります。過去問を解いて丸付けをする日を1日取ったら、翌日はその復習に全部充てるくらいでいいと思います。「急がば回れ」。過去問をやりたいと逸る気持ちもあるとは思いますが、地に足を着けて。勉強で寄り道した全てが合格を確実なものにしてくれるはずです。