本日で、富士中の期末テストが終わりました。
今日授業だった生徒たちとは、さっそくテストの直しをしています。これから塾に来る生徒は、問題用紙を持ってきてくださいね。さて、テスト直しですが、できたはずなのに落としてしまった問題が発覚し、悔しそうな顔をする子や、逆に「100点取れたかも」と言っている子もいます(私は話半分に聞いていますが(^_^;))。今回私が嬉しかったのは、今まであまり勉強に熱が入っていなかった子の何人かが、自習に来て頑張っていたことです。もちろん成果として出てくるのはまだ先の話かも知れませんが、「変わろうとしている」ことに対しては、本人たちにも「よく頑張っているね」と伝えています。この調子で努力量が増えていけば、きっとその先の人生も良き方向へと変わっていくと思います。
いずれにせよ大事なのはここからです。テスト期間に頑張った生徒は、まだ勉強のエンジンが温まったままでいるはずです。テスト直後は脳が知識をどんどん吸収できる状態なので、ここで勉強をしておくと、更に学力を伸ばせます。「テストが終わった!」と遊びに行ってしまう前に、是非テスト直しや復習を、しっかりやるようにしていきましょう(^^)/
そして続いて高校生たちの期末テストが始まります。明日も1時から塾を開けますので、高校生の皆さんは、本気で勉強をしに来てください。
今日は富士中の期末テスト1日目でした。みんな、どうだったかな。
昨日は6時くらいまでには自習スペースが全て埋まりました。今日も4時から開けますので、2日目も頑張りたい中学生と、テストが近づいてきた高校生はどんどん来てください(^^)/
富士中生たちには、1ヵ月半前から「もうテスト勉強始めないと!」と伝えてきました。いよいよ明日から、期末テストです。
これをご覧の保護者の方は、お子様がテストを受けて結果が出る前に、お子様の勉強してきた問題集などをパラパラと見てあげて下さい。きっと、テスト範囲のページがボロボロになっているお子さんもいると思います。私の方針で、ワークは7周解くことを伝えてきました。きちんと実践している生徒は、問題集にそれが表れていると思います。
結果が出てからだと、どうしても点数で判断しがちになってしまいます。ですからこの段階で、その過程を褒めてあげることをしてあげてください。結果を褒めてしまうと、子供は努力を学べません。是非、次のテストに向けて努力することの大切さを教えてあげてください。
富士中期末テストまであと3日です。1日2時間勉強するとして、テストまでに取れる自由な勉強時間はあと6時間程です。
もしも私が中学生だったら、この6時間をどのように使うか考えてみます。まずは理社の学校のワークの総復習で合わせて1時間半ほど使います。社会は頭に入っているかをもう一度、セルフ暗記テストで確認し、理科は用語を同じ手順で行い、実験問題の注意事項や実験結果の考察を記述できるようにまとめます。続いて英語。英語はここまでに教科書の読みと訳をやってあるはずなので、教科書の文章を、日本語訳から全て書けるかを確認します。それから文法問題の確認。学校のワークや持っている問題集で20題くらい頭の中で解いてみます。これで1時間。そして国語は、ワークの記述問題の解答例と、学校の板書ノートのチェックと漢字の確認をします。この辺の確認は空中戦で。ノートに書いたりせず、口答で言えるか、漢字も指先で書けるかの確認。これも1時間くらい。そして数学を30分。学校ワークのC問題が、5、6題ほど提出範囲の中にあるのでその解きなおしと、教科書の章末問題を解きます。怪しいものはB問題も見直します。そして社会の教科書の、欄外の表やグラフ・写真などを含めた読み込みを1時間。その他の実技科目の勉強に1時間。うーん、ちょっと厳しいですね(^_^;) やりたいことを書き出すと、あと20個くらいあります。こうなる前にもっとやっておけということでしょうね。
本日もテスト直前なので、自習室開放をしています。教室を開けて10分ほどですが、まだ座席は半分くらい空いてます。どんどん来てくださいね~。
1番乗りで来た中3Hちゃんが、前々からしていた遊びの約束を断って来たと言っていました。立派ですね~!私が同じ状況だったら、「ちょっとくらい遊んでも、塾は6時まで開いてるしいいか。」なんて思って、遊びを優先してしまい、結局塾にも行かなかったりするかも知れません。さすが本気で勉強を始めた子は違いますね(^^)/
本気で頑張っている生徒は目が違います。堂々としていてやましいことがないというか、私と勉強の話をしているときでも目を合わせることを恐れません。そういう子が、一人でも多くなってくれると嬉しいなと思います。
昨日の夜はついに、自習スペースが完全に満席になりました!頑張る生徒たちが自習に来ている証拠です。まだカウンター席も残っているので、もっと自習に来ても大丈夫ですよ~(^^)/
今まで来ていなかった生徒も顔を出していたり、今回は少し変化のある子もいますね。いいことです。授業の合間を見て質問にも答えるよう頑張ります!逆に来なくなってしまった生徒もいるので、これからも声をかけ続けたいと思います。
明日明後日の土日は午後1時から開いてますので、最後の追い込みを頑張りたい生徒は来てください!
今日は朝から強い雨が降りました。やっと梅雨といった天気です。現在雨はだいぶ収まりましたが、通塾される生徒のみなさんは十分に気を付けて来てくださいね。
さて、中学高校ともに期末試験が近づいてきました。毎日自習に来ている子もいて、すごいなーと感じる一方で、まだ学校のワークが半分も終わっていない生徒もいます。そういう生徒には個別に「成績が黄色信号だよ。」と話をしています。早くアクセルを踏み込まなくてはマズイとなってもらわなくてはいけませんね。
まだワークの終わっていない富士中生に関しては、今週の金曜までにはワークを一通り終わらせて、土日で暗記に力を入れられるような計画で勉強してもらいたいところです。もうすでに何周もしている生徒はこれから先は「重箱の隅をつつく」勉強をして更なる高みを目指してもらいたいところです。生徒たちの状況は様々ですが、少しでも成績アップを目指して、みんな頑張れー(^^)/
中学校で行われる、「職業体験」に興味があります。
私が中学生の頃にはこの行事は無かったのですが(市によっても違うのでしょうか)、自分の進路を考える良いキッカケになりえると思うのです。
この職業体験を半年や1年ほどできたら、もっといいのになと思います。その期間は休学扱いもしくは、中1と中2の間に1年間の「職業体験期間」を設けるものとし、勤務時間は社員と同じ時間にして働いて仕事に見合う手当ももらえる。もし他の職業に変わりたければ、離職願いを書いて提出し、次の職業体験へと「転職活動」を自分でする。その活動記録も高校受験の進路資料として提出を義務付ける。…支離滅裂ですかね(^_^;) もちろん実現は難しいと思いますが、ここまでできれば、本当に自分の将来のことをリアルに考えられると思います。
進路選択や文理選択などを学校で決めるときに、「やりたいことが分からない」という生徒は多いです。まだ仕事のことを何も知らないので当然だと思います。そこをもっと知ることのできる機会があればいいのにと思った次第です。社会に出てからのことをもっと知れば、逆算して今自分のやるべきことも身に染みて分かるはずです。
学歴社会は崩れたと言われて久しいですが、それは「高学歴でも食い扶持は保障されていない」というだけで、「勉強しなくても楽に食っていける」というわけではなさそうですから(^^)/
土曜日は北辰テスト前日と、各学校の期末テスト前ということもあって、たくさんの生徒が自習に来ました(^^)/ 残り1時間前になってからそれでも来た中1コンビには脱帽です。また、中3生たちもほとんどが自習に来ました。すごいですね~!
今週から富士中は定期テスト1週間前に入ります。中学校の定期テストは全部で12回。そして受験資料として通知表に影響するのは11回。そのうちの1回目が10日後に行われます。11分の1が大きいと考えるか小さいと考えるか。是非、自習に来ましょう!
富士中の期末テストまで2週間を切りました。それと同時に、各高校の期末試験も3週間を切りました。
テストは、受けたあとに採点され点数という結果が出ます。学校の通知表も、学期を過ごした最後にその評価が出ます。即時フィードバックではないところがポイントです。すぐに結果が出ないので、生徒はテスト当日まで慌てない。「まだいいや」という気持ちに甘えやすくなってしまいがちです。人間、どうしても楽なほうに流れてしまいますからね。
しかし、一度決まってしまった評価はくつがえりません。それが自分の能力として提示され、その先の進路にまで影響していく。大人はそれを自分自身が体験して分かっているので、子供に「勉強しなさい」と言います。そこの認識の差がなんともジレンマです。小テストやら指導中の指摘などはやっていますが、その場ですぐに評価が出て生徒のやる気をたきつけるような仕組みを作っていきたいと思っています。
昨日から富士中の期末テスト2週間前ともあって、自習する生徒がだいぶ増えてきました。自習席が空いているかを電話で聞いて来てくれた子もいましたが、まだ大丈夫です!いざとなったら、カウンター席も開放します!(みんなが普段使っているよりも良いイスです。)みんな、頑張れ~(^^♪
私が勉強について生徒たちに話す基準は、「できる子の基準」です。「北辰テストを時間内に2周解いていた生徒」の話や「学校のワークをテスト前までに7周解ききった生徒」の話などを、普段からさも当たり前のように話しています。
その効果が出てきたのでしょうか。今回のテスト前は、動き出しの早い生徒がちらほらと出てきました。今までも学校のワーク中心に指導を行っているので、この時期に1周終わっている子はたくさんいたのですが、テスト2週間前の現在、もうワークを何周か終えている生徒もいます(^^)/ 学校のテスト対策は、とどのつまり事前準備次第です。動き出しが早ければ早いほど有利になります。
すでにワークを何周か解いている子は、いざ提出用にワークに書き込みを始めさせると、スピードが他の生徒とは段違いに早いです。「これぞ私のやりたかった指導だ!」なんて、ほくそ笑んで眺めています(^^♪
当たり前の話ですが、順位や優劣の出るようなもので、より上を目指したいのなら、自分より上の人を越える努力量が必要です。
例えば自分が自動車を運転しているとして、時速50㎞で走っている車を抜かしたいとします。しかし、自分が時速30㎞で走っていたら永遠に抜かすことはできません。むしろ差は開くばかりです。時速50㎞以上のスピードを出す必要があるわけです。更に言うと、出すスピードが時速60㎞程度では、相対速度は時速10㎞にしかならず、やっと抜かせるくらいですね。抜かすときはビューンと時速100㎞くらい出したいところです。世にある受験神話の「大逆転合格」というのは、それだけアクセルを踏み込めた人に起こる奇跡なんだと思います。
おそらく学力というものは、小学校に入る前から少しずつ差がつき始め、小学校を卒業するころには決定的な広がりになっています。それを中学校に入ってはじめて順位で見せられて気付きます。今までずっと時速30㎞で走っていただけ。決して「中学生になって勉強ができなくなった」のではないことが多いです。ですから、気付いたときからアクセルを踏み込みましょう。まだ抜かせる先行車はあるはずです。一般道で時速100㎞を出すのは絶対にダメですが、勉強の時速100㎞は誰も止めませんから(^^♪
富士中期末テストまであと2週間です!
塾には学校のテスト範囲表を張り出しているのですが、今集まっているのは中1と中2の範囲のみです。中3生は、範囲表を持って来てくださいね。
昨日は中3生は修学旅行中だったので、中1、中2の生徒たちが自習に来て頑張っていました(^^)/ 中には久々に自習に来た生徒もいて、「明日雨になるからやめてくれ~」なんて茶化していたら、本当に今日雨が降りました(^_^;)
でも、本音を言うと、生徒たちが頑張ろうという気持ちを出しているのを見るのは本当に嬉しいですし、応援したくなります。ですから、まだ自習に来たことのない子も、気兼ねなく来て欲しいなと思います。残りの日数で、ワークがまだ終わっていない人はさっさと終わらせ、さらにワークを周回させていきましょう!
土曜日に、私が以前働いていた会社の同僚の方と会って来ました。
こういうときに嬉しいのは、私と同業の仕事をしている人たちと話すと、現在進行形の話ができることです。「以前はこうだったよね~」という思い出話も十分盛り上がりますし楽しいのですが、「今こういうことをやっていて」や「今こういうことで悩んでいて」という話は、同業の人同士のほうが分かりやすい気がします。それぞれのリアルを想像しやすいというか。もちろん競合他社でライバルではありますが、それ以上に分かり合える仲間がいることにありがたみを感じます。
また、このブログの感想を聞かせてもらったりもするのですが、これもありがたいです。塾運営のブログという位置づけですが、あまり営業的なことは考えずに私の本音や思うことを書いているので、感想を聞けると自分の気づけないことに気付いたりもします。
本当にまだまだ勉強させてもらっています。こうしてもらってきた元気を、生徒たちにぶつけていきたいと思います!
今日から富士中3年生は修学旅行ですね。良い思い出になるといいなと思います。
さて、今日は早い時間から高校1年生たちが自習に来ています。立派ですね~(^^♪ 先ほど数学の質問を受けましたが、どの学校もこの時期になると数学も関数に入り、いよいよ高校数学の始まりといった感じで難しくなっていきます。特に、関数の最大・最小を求める問題など、抽象的なモノが更に移動したりするので、理解するのが大変です。「定数aの『定数』って何だ?」というところから説明が必要だったりします。中学生の頃に関数が得意だった生徒以外は、みんなつまづくと思います。ここから先、高校1年生たちには数学が大きく立ちはだかりますよ~(^^)/ まずは必ずグラフを描いて考えるようにしてもらいます。
高校生たちの期末テストは、中学の期末テスト1週間後くらいから始まります。そろそろ1ヵ月を切った頃ですね。最近、自習に来る生徒が増えていて嬉しい限りです。中には、今までの素行を反省(?)し、勉強を頑張ろうという動きが見える生徒もいます。ある日を境に、自習に来るようになった子や、授業の後に何も言わなくても自ら残って勉強するようになった子。出した宿題以上に勉強してくる子。授業中も、何も言わなくても教科書の音読を始める子や、間違えた問題をもう一度初めからやり直す子。私が何も指示を出さなくても自分で考えて行動できるようになっていきます。私は、そういった生徒が変わる瞬間に立ち会ったときが一番ゾクゾクします(^^♪ みんな頑張ってもらいたいです!
各学校ともに、期末テストが近づいてまいりました。そこで、期末テストに向けた教室開放を行います。
6月24日(土)13:00~22:10
6月25日(日)13:00~18:00
7月1日(土)13:00~22:10
7月2日(日)13:00~18:00
テスト前は塾で勉強しましょう(^^)/
富士中の期末テストまであと3週間。昨日は、たくさんの生徒が自習に来て頑張っていました(^^)/
さて、定期テストを受けるときに、是非目標を決めてもらいたいと思ってます。目標があると頑張れますからね。一番わかりやすいのが、「○点取る」や「○番に入る」といったものです。順位を目標をする場合は、その順位だと、受験でどのくらいの学校を狙えるかというのがあるとわかりやすいですね。
この前の中3第1回の北辰テストの成績分布を見てみると、
偏差値70…3.1%
偏差値65…8.7%
偏差値60…15.6%
偏差値55…18.9%
偏差値50…19.0%
となってます。この偏差値ごとの割合と、富士中1学年280人としての順位を、超強引に、大変暴力的に比較してみたいと思います。
偏差値70以上は、学校のテスト順位8位まで。
偏差値65以上は、学校のテスト順位9~32位まで。
偏差値60以上は、学校のテスト順位33~75位まで。
偏差値55以上は、学校のテスト順位76~127位まで。
偏差値50以上は、学校のテスト順位128~180位まで。
ちょっと下のほうのズレが大きくなってきているとは感じます(実際には学校のテストで点を取れなくても偏差値がそれよりも高い子や、その逆の子もいます)。また、学校の中でも成績の2極化が起こっていると聞きますので本当に強引な当てはめかただと思いますが、だいたいこんな感じです。
浦和・浦和一女を目指したいなら5位以内。越谷北を目指したいなら30以内。越谷を目指したいなら50位以内。越谷南を目指したいなら99位以内、越谷西を目指したいなら130位以内といったところでしょうか。
さあ、頑張っていきましょう!
昨日は中1H君が自習に来て頑張っていました(^^)/ 学校の期末テストでも良い成績を取れるといいですね。私も一生懸命応援させてもらいます。
さて、そうこうしているうちに、富士中の期末テストまで3週間ほどになりました。テスト範囲が出ている科目もあります。中3生は今週末に修学旅行もあり、完全に心が飛んで行っている生徒もいそうですが(^_^;)、それが終わるともう間髪いれずにテストです。1学期の成績、受験の最後の内申の半分が決まる大事なテストなので、気合を入れていきましょう!
6月18日には北辰テストもありますが、この時期「北辰と学校のテスト、どちらに力を入れればいいですか?」という質問がよくあります。私の答えは「全部乗せで!(ラーメン屋風に)」です。もちろん学校のテストのほうが今は大事です。学校の成績が下がることは受験できる学校の選択肢を狭めてしまうことにもつながりますし、絶対に疎かにはできません。ですから、学校のテスト勉強は全力で行ってもらいたいと思います。
しかし、北辰テストをそのまま何もせず受けてしまうのはあまりにもったいないと思っています(受験料も4600円かかってますしね)。少しでも北辰に向けた勉強をしておくことで、受験にもつながります。来年になると、私立高校の過去問を解きながら、公立高校の対策も同時に行うことになります。その時に、「どちらをやればいいですか?」なんて言っていられません。そんなのは「どちらも。」です。そもそも、北辰に向けた勉強って言っても、「北辰のかこもん」を解いて直しをするだけなら、それってそんなに大変ではないですよね。2日で終わります。ですから「両方きちんとできる人」を目指しましょう。もちろん学校の定期テストに向けた勉強が優先されますが、北辰も意識しておくことで、勉強できる「量」を増やし、勉強への馬力のある人になってもらいたいと思います。まずは、自習に来ましょう。
先週、私から見て「学習量が少ないな」と感じる生徒たちに伝えたことがあります。
「忘れる前に復習しよう」と。
大きな勘違いをしている人もいるのですが、復習は「まだ覚えているうちにやり直す」ことが大切です。人の記憶には短期記憶と長期記憶があって、一度習ったことは短期記憶にしまわれますが、それではすぐに忘れてしまいます。ですからそれを長期記憶にしていく必要があります。そのためには、忘れる前に反復し、記憶をより確かなものにすると、効果的に学習内容を定着することができます。
では、どのくらいの間隔で復習する必要があるのかというと、それは「24時間以内」です。忘れたころに復習しようとしても、それはまた1からやり直すことになってしまい、効率的ではありません。学習量の少ない生徒たちは、たいてい次の週の授業のときに、前回の内容から教えなおさなくてはいけません。1週間何もしないで過ごしてしまっているんですね。ここが、学力の差の開く大きな要因となってしまっています。
脳は一度覚えてから1時間で半分くらいを忘れてしまいます。1週間経つと20%くらいしか覚えていないそうです。ですから本当は1時間以内に復習しておきたいところですが、物理的に難しいので「24時間以内に復習」と伝えています。せめて授業でやったことと全く同じでいいので、1週間以内にもう一度だけ手を動かしてくれればと思っています。
小6Kちゃんと小5Mちゃんと、100マス計算の勝負を行いました。結果は私の勝ちでした。まだまだ若いモンには負けられません(^^)/
冗談はさておき、こういった形で、私は生徒に「私の本気」を見せることがあります。それは、「練習すればここまでできるんだよ」ということを示したいからです。人はイメージできないことはできません。イメージするには、それができることを見せてしまうのが手っ取り早いのかなと思っています。だから私にできて、生徒がまだ(練習不足で)できていないことは、「見せてしまう」ということをしています。(決して、子供たちに勝って優越感にひたりたいなんて、大人げない理由ではないので、石を投げたりしないでください(^_^;))。
かつて人類は、100メートル走で10秒は切れないと言われていたそうです。が、今では9秒台がバンバン出ます。もちろんトレーニングや技術の進化が大きいでしょうが、実際に9秒台を出す人が出てきてからは、そのイメージがしやすくなったのではないかと思います。また、灘高校から東大に行ったある方の本では、「周りに東大に行くのが『当たり前』の雰囲気があった」と言っています。もちろんその方の学力の高さは言うまでもありませんが、「東大に行くイメージ」がよりリアルにできていたのではないでしょうか。
より高い能力を具体的にイメージできれば、そのための努力もしやすくなります。「雲をつかむような」状態ではなく、「1日1円を貯金する」ような具体性を持って進められれば、いずれはその「力」を手に入れることができるはずです。100メートル走で10秒を切るような特別な才能は必要ではありません。学校の勉強は、具体的なイメージと、ちょっとの努力次第です!
6月に入り、富士中の期末テストまで1ヵ月を切りました。昨日は中1R君とH君が自習に来て頑張っていました。R君は塾でやっていない理科の勉強も始めましたね(^^)/
理科や社会の勉強の仕方ですが、今年の1年生は学校で社会のワークをもらっていないようです。ですから、塾で渡したワークを活用してみてください。
理科も社会も初めの勉強の仕方は似ています。まずはワークの「確認問題」を、答えを見ながらでいいので覚えてしまいましょう。その時に、説明のページを見ながらだと理解が深まって覚えやすいです。そうしたら、理科なら「基本問題」、社会なら「要点のまとめ」のページ、それから「標準問題」のページの順に問題を解きましょう。基本問題や要点のまとめの問題を1つでも間違えた場合は、暗記が不十分なのでもう一度「確認問題」の暗記のやり直しを行ってみてください。そうして、基本問題と標準問題を一通り解けるようになったら、「学校のノートやプリント」を見直しましょう。そして「教科書」を音読で読み込んでいく。
学校のノートやプリントを見直すところまでできていれば80点、一通り学習ができて、教科書の読み込みをしていくところまでたどり着ければ、そこからさらに2点、3点と積みあがっていきます。学校からはテスト直前(1週間前くらい)に問題プリントが出されると思います。そのプリントが出されるまでにワークを使った勉強が完成していないと正直言って遅いです。おそらく70点以下になってしまうでしょう。毎年生徒を見ていて感じる、おおよその目安です。
これだけの学習をするのに、2週間前や10日前からで間に合うかというと、多くの生徒が「No」でしょう。すでにある程度の学力のある子しか、直前で踏ん張ることはできません。テストまで、あと3週間と5日。1日2時間、毎日勉強して50時間程度。国数英理社だけで割っても残り10時間。これに実技教科のテストも入ってきます。学総も多くの部活で終わり、そろそろ勉強を始める時期になった、と私は思います。
ある高校生のテストが返却されて、それを見せてもらっていました。
だいたい80点以上。今のところ平均点より全て上の点数で、私は「すごい!」なんて思いながら見ていたのですが、1枚だけ、答案用紙がグシャグシャになっていました。
「どうしたのこれ?」と聞くと、「悔しくてつい」と返事が返ってきました。見ると、その答案も80点台後半。ですが、どうやら90点に届かなかったことが悔しかったようです。
本当に「すごい!」と感じました。点数もさることながら、その「気持ち」に対してです。プライドを持って頑張っている子は、高潔さすら感じさせます。今回の悔しい気持ちをバネに、次の試験では更なる飛躍を期待したいところです(^^♪
ちなみにその生徒は、その日部活で授業時間に間に合わなかったですが、40分ほど遅れてでもやってきて勉強していきました。このへんにもプライドを感じさせます。
「間に合わないから塾を休みにしよう」というのは、「簡単に休める」という気持ちを育ててしまいます。その子の勉強へのプライオリティを下げる行為だと思います。おそらく休みにした日は、家で勉強をしっかりやることもないでしょう。すぐ休む子は成績も悪くなる。だから、できるだけ勉強を休まないで欲しいと思っています。遅れてしまった分の授業時間はいくらでも取り戻せます(言ってくれれば補習でもなんでもします!)が、たとえ振替でその日の授業を他の日にやったとしても、「その日の学習のチャンス」はもう2度と取り戻せません。
実は昨日、中3のある生徒は学総で県大会出場を決めてから授業に来ました。そういう子を見ていると、「私も頑張らなくちゃ」と思います(^^)/